私のカタログ・家づくりへの想い
マンガで読む家づくり事情



事務所 兼 自宅
経 歴  
平成3年 名古屋第一高等学校 電気科 
 現 中部大学第一高等学校
卒 業
平成8年 木崎建築(個人事業設立 昭和50年)
 父親の元 本格的に大工見習い開始
 
平成11年  東海工業 建築工学科(夜間)  卒 業
平成11年  二級建築士  合 格 
平成11年  宅地建物取引主任者 合 格 
平成12年  宅建実務講習 修 了 
平成17年  一級建築士  合 格 
平成17年  木崎建築設計(個人事業 代表)  設 立 
平成26年 株式会社 幸道建設  設 立 
  代 表 ご 挨 拶                          
はじめまして、木崎英則と申します。
(株)幸道建設 の目指す住宅建設とはなにか?それは、お客様の望む家づくりのサポートです。
自然素材住宅、デザイン住宅、高気密・高断熱住宅、これらには、規格、法律など何の決まりもありません。すべてはイメージ戦略です。
アトピーに良いから自然素材?
果たしてそれは、正しいのでしょうか?アトピーは一人一人症状が違います。設計前にパッチテストを行いその結果を踏まえてホルムアルデヒド飛散量など個々のアレルゲン物質の計算までする建設会社が何社あるのでしょうか?『自然素材だから良い』イメージで決めていませんか?シックハウス対策として、24時間換気は今や法律で定められた義務です。
しかし、建材などに含まれるホルムアルデヒド飛散量は、経年と共に減ります。アレルゲンの無い人には、新築から数年しか24時間換気扇は、必要ないと考えるべきではないでしょうか?私が知る限りでは、24時間換気扇には、スイッチが付いています。つまり、住む側の都合で換気扇を止めることができます。『24時間換気扇を回せ』という法律がありながらスイッチで止められる、おかしな法律です。 24時間換気が義務になる前、夏の暑い時期に完成した住宅に朝一番に入ると、一晩窓を閉め切っていただけなのに、『目はチカチカ』『鼻水ズルズル』そんな経験があります。(私は、花粉症ぐらいです)
その点から考えると自然素材の家は、最初から人に優しい住宅とはいえるでしょう。住宅は長く住み続けたいものです。10年後、20年後、30年後のメンテナンス費用も当然考慮しなければならない課題です。 デザイン住宅、高気密・高断熱など、色々な用語が溢れる住宅業界、建設後に『知らなかった』では、手遅れです。
住宅建設は、様々な建材メーカー、様々な商材、様々な工法、これらの組合せです。それを一つ一つお客様と共に組み込むには、多大な時間が必要です。
そこで幸道建設では、絆・匠・零 3タイプのグレードをご用意しております。それを元にプラス変更、マイナス変更など、お客様の望むお家に、間取りも含め変化できます。
『とにかく安く!』『とにかく早く!』というお客様には、弊社は合わないかもしれません。
幸道建設は、様々な建材メーカー・商材・工法などに技術力という付加価値をつけて家づくりのサポートさせて頂く会社です。
 家づくりの矛盾

(株)幸道建設は、小さな会社です。しかし家づくりに関しては、経験・知識は誰にも負けません。
設計士として、元請けとして、下請けとして、また大工(職人)~現場監督まで、あらゆる経験を積んできました。その中で、色々な矛盾や歯がゆさを感じてきました。
それは適正価格で工事ができていない。『大手だから安く仕入れられる』という営業マン。なのにお客様が支払う金額は高額。お客様と打ち合わせた内容が現場監督さんより現場の職人さんに通じていない。元請け業者の材料発注忘れ、なのに工期は予定通り。
すべての負担は、現場を支える職人さん達です。
あなたの大事な住宅を、夜遅くまで仮設ライトをつけて仕事をしている家づくりには、職人さんの言えない事情があります。

『無駄をなくすこと!』お客さまにとって何が無駄なのか?それを追求する事こそ、家づくりの矛盾をなくす近道と考えています。

 お客様の利益を考える

『住宅性能を上げる』一言に住宅性能を上げるといっても様々です。設備を充実させる、断熱性能を上げる、耐震性能を上げる、結露しない構造にする、免震装置・制震装置を取り付ける。
これらは工事金額が高くなることを意味します。しかしながら、これらにお金をかけるメリットがあるのでしょうか?その答えはお客様自身が選ぶことです。たとえば断熱性能を上げるということは、部屋の上下での温度差が無くなることを意味します。家全体でみれば、ヒートショックを起こしにくい、住みやすい住環境を手に入れるという意味になります。同時に光熱費も格段に違いが出ます。
家づくりにおいては、一つ一つに意味があります。他社と差別化を図るため標準仕様になっているからと言って、必ずあなたに必要な装備とは限りません。
家づくりには必ず予算という壁が存在します。これら一つ一つの意味をお客さまと一緒に考え理解して頂くことこそ、お客様の望む家づくりの利益につながると確信します。

 安心・安全・快適な家づくり

昔から地震・雷・火事・親父と言います。一番の脅威は地震です。耐震性能を上げることが、安心・安全・快適な暮らしなのでしょうか?
耐震性能には1~3という国の基準があります。これは横揺れを想定した基準です。直下型地震(下から突き上げる地震)を想定した基準ではありません。同時に免震装置なども、横揺れを想定しています。直下型地震に耐えるには、耐震がベストだと考えます。耐震等級1が危険という判断をされるのか、耐震等級1でも安全という判断をされるのかは、お客様の選択が必要です。
前でも述べたとおり、性能を上げるということは金額が上がります。その結果限られた予算の中で妥協点が増えます。家づくりとは、バランスがとれて初めて安心・安全・快適な家づくりができると思います。

 等級1 数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない
  (建築基準法に定める対策がなされている) 
 等級2 数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない
  (建築基準法に定める1.25倍対策がなされている) 
 等級3 数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない
  (建築基準法に定める1.50倍対策がなされている) 

等級1とは、国が定めた建築基準法を満たしている建物です。基本的には大地震により建物が倒壊・崩壊する可能性は低いですが、震度7程度の大地震が来ると『損傷』する可能性はあるという基準です。
等級2・3だからといって損傷しないという基準ではありません。地震に対する抵抗力を1.25倍または1.50倍にするという意味です。

 健康で暮らせる家づくり

昔の家ではよく窓ガラスに水滴ができました、これが結露です。結露を起こすとカビの発生原因になります。日々の生活で毎朝窓ガラスを拭く時間も手間も掛けられません。現在、住宅建設では結露を起こしにくい、ペアガラスは当たり前のことです。寒い地域では、トリプルガラスもあります。
自然な通風を最大限活用しながら、夏は太陽の日差しをカットして、冬は太陽の日差しを取り入れた暮らしこそ、健康で暮らせる家づくりのスタートです。 パッシブファースト

     
 努 力

現在、住宅を建設しようとすると大きく3つのパターンに分かれると思います。
1番目は、住宅の本質を知らず、とにかく安く現在の予算だけを考えた家づくりをするお客様。
2番目は、大手ハウスメーカーの住宅展示場を見学して差別化された高額な家づくりをするお客様。
3番目は、地元工務店・建設会社と共に家づくりをするお客様。
(株)幸道建設では、東証第一部上場で国内最王手の建築コンサルティング会社と提携し、日本国内の優良な住宅会社と常に情報交換をしております。そこには北海道から沖縄まで日本全国6,000社のネットワークがあり、地元の会社では入ってこないような、お客様にとって重要な情報が、溢れております。
その最新情報の中から、必要な情報を取り入れ、活用しております。